「観光人材サービス部」と聞くと、旅行をイメージする人も多いでしょう。ただ、そのすそ野は非常に広く、スポーツと観光が非常に近いことに気づきました。私は学生時代にバレーボールをやっていたこともあり、観光事業の中にスポーツをとり入れたいと考えました。当社は風通しがよく、意見を出すとすぐ社長にまで届く会社なので、私の提案もすぐに通って形にすることができました。
私が提案して形にしたのは、スポーツの大会やイベントでの事業の創造と人材の派遣です。たとえば国際大会などのスポーツイベントでは旅行会社の宿泊・輸送の手配のサポート、現場の運営までの事務局運営、現場責任者・運営ディレクター・通訳など、大会に携わる人材を一括受注し提供します。さらに、ボランティアスタッフの募集から教育、当日の競技運営サポート、グッズの販売、観客の誘導やトラブル対応まで、クライアントに提案しながらあらゆる面でのサポートを行っています。

2012年、イギリスで開催された国際的なスポーツイベントではVIPのアテンドを担当。開会式終了が予定より大幅に遅れ、迎えのバスが来なかったときは真っ青になりました。お客さまには一旦VIPルームで寛いでいただき、その間に私は会場周辺のホテルをかけずり回ってタクシーを手配。自分が乗るタクシーの後ろに17台のタクシーの車列を組んで会場に戻り、お客さまを全員無事にホテルに送り届けたこともあります。なんといっても、臨機応変な現場力が当社のウリです。どんなイレギュラーにも対応して、クライアントに満足してもらえるように心がけています。
また、イベント終了後には次の大会やイベントに向けて改善点を盛り込んだマニュアルや報告書を作成します。その報告書が次回の提案資料になり、新たなクライアントの胸に響いて仕事を受注できたときは、大きなやりがいを感じますね。

困っているクライアントには、知恵を振り絞り、サポートできる材料を提案します。「できますか?」と聞かれたら、答えは「イエス」しかありません。
たとえば今も担当させていただいている国際マラソン大会の運営サポートは、開催の5か月前に初めて相談を受けました。通常、国際マラソン大会では6か月前にはボランティアスタッフの募集を始めるので、かなりタイトなスケジュールです。でも我々のフットワークや国際大会運営の豊富な経験を評価され、競合を退けてこの案件を受注できました。そして競技運営だけでなく観客の誘導や近隣住民への配慮、グッズ販売など、あらゆる面から大会をバックアップしました。
大会は「無事に終わればOK」ではなく、主催者とすべてのスタッフが満足感を持てることも大切です。両者の橋渡し役を果たしながら大会を成功に導くお手伝いを心がけています。

国内外で大小さまざまなスポーツの大会やイベントが行われているので、知らない競技や新しい競技のサポートも積極的に請け負っていきます。競技人口の少ないマイナースポーツではルールを勉強することから始め、競技場をどう運営するか、観客がどのように応援するのか、グッズの販売ができるのかなど、1から知識を積んで現場に臨みます。こうした知識と実践が経験値として私たちの中に蓄積され、新たな受注にもつながっていきます。
今後日本で開催されるスポーツメガイベントに携わるボランティアと運営スタッフの募集、管理、運営の一括請負を行うのも目標です。多様な人材を投入して大規模イベントを運営すべく、広告代理店・イベント会社・行政関係・各スポーツ団体(協会・連盟)に提案しているところなので、ますますの飛躍が期待できるはずです。

当社は社員の声、アイデアが通りやすく、思い描いたものを形にしていける会社です。私も学生時代にはスポーツに熱中していた経験を活かし、旅行業とスポーツを融合させた仕事を創出することができました。「組織に入ると自分のやりたいことはできない」と思うかもしれませんが、当社はその逆です。組織の力を味方に、自分の夢を実現できる場がここにはあります。夢やアイデアをたくさん持っている学生の入社を待っています!