立ち上げた事業内容と経緯

若手社員の地道な営業で海外人材採用の突破口を見出す

ビジネスプロモーション営業部は、「既存顧客の拡大」「新規顧客の開拓」「新事業開発」の3本の柱を担っています。「新規事業開発」と聞くと、ベテラン社員が手がける壮大なプロジェクトを想像する人もいるでしょう。しかしヒトコムには、入社数年目の若手社員が新規事業に積極的に関わり、実績をあげている例も少なくありません。
たとえば、訪日観客の増加や2020年の東京オリンピックを控え海外人材の採用ニーズが高まっていますが、優秀な外国人の採用は難しいのが現状です。そこで私の営業部では「現地で優秀な海外人材を募集する」ことを考え、2017年春から動き出しました。
この事業で先鞭をつけたのは、入社4年目の女性社員でした。彼女は都内の日本語学校をリスト化し、「貴校の留学生にアルバイトを紹介したい」と1校ずつ営業をかけたのです。
せっかく日本にきた留学生に「仕事を通して日本を好きになってもらいたい」という思いから様々な職種の提案をおこなってきました。こういった取組は、学校側にも大きなメリットになります。こうした若手社員の地道な営業活動によって日本語学校とのつながりが生まれ、現地採用に向けた最初の一歩を踏み出すことができたのです。

苦労したこと、やりがい

文化や言語の違いにより、初の海外商談は苦労続き

次の段階では、日本語学校と連携して「語学を学びながら就業体験を積み、そのまま日本で就職する」という新しいプログラムを開発しました。当社も現地で面接を行い、合格した人達は、この4月から授業とアルバイトに従事することになっています。日本語学校では日本語でのプレゼン術などを教え、私たちも面接対応などの授業を受け持ち、即戦力となる人材を育てていく予定です。
しかし、最初は海外の文化や商習慣の違いで苦労を強いられました。海外の企業は、みなさん自信満々です。すぐに「ノープロブレム!!、私たちは大丈夫です」と言ってきます。私達からするとそんなに安請け合いして大丈夫?と心配になります。そのような習慣の違いも、お互いがお互いを理解することで少しずつ分かり合えるようになってきました。
また、言語の問題があるため、齟齬がないように商談は口頭だけではなく、紙面に落として1つずつ確認をとっています。海外は契約の文化なので、たくさんの書類を用意したりと苦労は絶えませんでしたが、その積み重ねにより、事業の突破口を開いてきました。

事業の成長ビジョン

国内外の理解を深めて社会の課題を解決する

少子高齢化の進む日本にとって、雇用の多様化は大きな課題です。そのため、海外人材の活躍が欠かせません。私たちは、私たちと関わった外国人就業者の皆さんが、日本を好きになり、日本での経験を母国で誇れるような仕組み作りに取り組んで行きます。こういったファン作りこそが、優秀な海外人材を呼び込むために必要なことだと考えています。
「日本でサービスを学んだ」という経験は、大きなバリューになります。日本企業にもっと海外の人材を定着させることは、社会が抱える課題を解決することにもつながるでしょう。そのためにも、時代の変化に臨機応変に対応できるよう、当社でしっかりとモデルを構築していきたいと考えています。

学生へのメッセージ

就職活動は自分自身のプロモーション活動。自分の言葉で語れる経験を

当社では、先輩・後輩、ベテラン・新卒の間に仕事上の壁はなく、若手には若手なりの意見が求められます。たとえば学生向け商品のプロモーションを考えるときは、新卒の社員が同世代の目線で意見を出す方が、クライアントの心に圧倒的に刺さるでしょう。「今、こういうものが流行っている」「こうしたほうが面白い」と臆せず意見を出せる人に、ぜひ入社してほしいですね。
就職活動はいわば「自分自身のプロモーション活動」。成功だけでなく失敗も貴重な経験です。これまでの経験に自信を持って、自分の言葉で語ってほしいですね。たとえば営業をやりたいなら、アルバイトでも売上につながる仕組みを考えて動いたり、企画をやりたいなら、自分でパーティのプランを立てて人を集めたり。今は学生でもいろんなことにチャレンジしやすい環境が整っています。そのチャンスを生かして、ぜひさまざまな経験を積んでください。